みなさまの声


昨日は午前中お店をおやすみして、わんこやにゃんこが、万が一、心肺停止になった場合の蘇生法のオンラインセミナーを受けました。

主催は、サイコロしあわせのバトン協会さん @saicoro_kyokai

わんこもにゃんこも飼っている大家さんの奥様 @makinanae にご紹介頂き、何人かにお声がけして受講しました。

 

人間もそうだけど、犬や猫も、いつ何時、いかなる状況で心肺停止になるかなんて、わからないものです。普段健康だからといって、いつ、何がきっかけでその瞬間がくるのかなんて、誰にもわかりません。

それは自分の愛犬や愛猫かもしれないし、たまたまお邪魔したお友達のおうちや、外出先でそうした事態に遭遇した他人のわんちゃんにゃんちゃんかもしれない。

 

そんな時、きゃあどうしよう!とパニクったり、何も出来ず見ているだけよりも、もしかしたら助かるかもしれない選択肢があった方がいい。

 

そう思って受講したのですが、本当に勉強になりました。

なんとなく知っていたことでも、ちょっと情報が古かったり、勘違いしていたことなどもあったので、知識の補強ができました。

 

また、すぐさま助けたいところだけど、まずは周囲の安全確認がいかに大事かも学びました。

二次災害で自分も危うくなった場合、自分は人間だから救急車で搬送してもらえるけど、残されたわんちゃんにゃんちゃんは運んでもらえない。

つまり、自分が二次災害に巻き込まれると、わんちゃんにゃんちゃんは確実に助からなくなる、だからこそ自分の身の安全は絶対確保しなきゃいけないってことは、本当にそうだなと思いました。

 

講義のあとは、ぬいぐるみで練習。普段、対面でセミナーをするときは、肋骨などが感じられる動物型の模型みたいなのを使うみたいですが、コロナ禍でできないため、形だけ見てもらう感じに。

ノウハウはわかったけど、いざという時、ちゃんと動けるのか、躊躇して時間を無駄にしてしまわないか、肋骨を折ってしまったら…などなど不安や疑問もたくさんありましたが、先生は細かい疑問点にも丁寧かつ的確に応えてくださいました。

 

ちなみにサイコロちゃんというのは実在するわんちゃん。

旅先で、救急外来のある病院のない地方を訪れている時、早朝に心肺停止となり、飼い主さんが県外の動物病院にたどり着くまで必死に蘇生法を行った結果、一命を取り留めたそう。

今はすっかり元気で、ごはんもしっかり食べるしお散歩もするし、昨日のオンラインセミナーにも出演してくれて、元気な姿を見せてくれました。

 

というわけで、これ、本当におススメというか、知って欲しい知識です。

人間の救命処置はわかるけど、わんちゃんにゃんちゃんはわからなくてあきらめてしまう、なんてことがないように。

自分の愛犬愛猫じゃなくても、救える命があるかもしれないので。

今回は、心肺停止の際の蘇生法でしたが、他にも、止血など、万が一の時のための応急処置の講座があるみたいです。

 

ご興味のあるかたは、「サイコロしあわせのバトン協会」で探してみてください。